そこそこ宿は進化していく？（妙見 石原荘）
時代の流れとともに、「そこそこ宿」も変化していき、時に「セレブ宿」
へ、メガ進化してしまう時もあります。
（メガ進化：めちゃすごい進化の意味で使ってます。ポケモン用語（笑））
よくあるのが、専用露天風呂付きの特別室を数室設備投資して
建設し、その宿の超優等生、スーパーエリート室を作る場合です。
一気に特別室を前面に打ち出して、そこそこ宿からセレブ宿への進化を
アピールしています。
でも、この場合、スーパーエリート室（特別室）は、数室のみ増設、
もしくは、１フロアのみ、１棟のみの改装でコストを抑え、今まで
どおりの「そこそこ宿」テイストのお部屋を「そこそこ価格」で
残していることも多いです。
つまり、特別豪華なお部屋を選択しなければ、相変わらず、そこそこ宿
として機能していると言うことです。
（同宿の中に、いいお部屋があるのに、そこに泊まれないもどかしさを
感じる方には向かないかも知れませんね。）
私の中で、そこそこ宿の定番、代表格的な扱いの宿があります。
その宿がこちら
【鹿児島県 妙見温泉 妙見 石原荘】
こちらのお宿は、石蔵という特別室をつくってから、すっかりセレブ宿の
イメージがついたような気がします。
しかしながら、閑散期をねらったり、お部屋のグレードを選ばなければ、
まだまだ、「そこそこ宿」として機能しています。
（時期や人数、プランによっては、軽く３万円は超える宿ですので、
安く宿泊するには工夫が必要かも。）
繁忙期であっても、１室あたり人数を多くして、眺望無しでOKであれば、
予算におさまる可能性大です。
眺望無し、というのは私にとってはかなりのマイナスポイントなのですが、
このお宿はなぜか許せます。
それは、何といっても
温泉がとてもいい！
からです。
泉質なんて詳しいことがわからない私でも、大浴場の豊富な湯量、湯船に
つかった時の心地よさ、また、川沿いにある野天風呂の開放感、加えて
通路やアプローチも雰囲気が良いこと、全て私好みなんです。
食事や接客も、超高級料理、ではなくとも、「そこそこいい！」感満載です。
こちらのお宿も最後に宿泊したのが数年前になりますので、検討される方は
楽天トラベル、じゃらん等で最近の口コミや価格を調べてから予約して下さいね。
