京都の宿泊事情。町家の宿の宿泊はあり？

ちょっと前にテレビで、京都の小学校跡地計画で話題になっていた

ニュース？情報番組？がありました。

何でも、小学校の跡地にタイの高級ホテルを誘致する計画があるんだとか。

そのホテルは、地域住民の避難所も兼ねている計画なのですが、

避難所とホテル、両方を兼ねるのは難しいのでは？！と、反対意見が

とても多いらしいです。

京都は、まさに外国人観光客、修学旅行、すごい人が押し寄せて、

宿が足りない状態ですもんね。

小学校の跡地といえば、広大な敷地でしょうし、そこにホテルを

建てたくなる気持ちもわからんではないです。

ただ、避難所として機能するかと言えば、それも難しい気もしますね。

東日本大震災の時に、都内の大きなホテルのロビー（帰宅困難者のために

解放されていた）で一夜を明かした人が知人でいます。

１階のロビー階が、体育館のように無駄に広〜い作りになってる、

とか、なんか工夫がないと無理っぽいですよね。

地下に作られた体育館に避難、とかだと、水害や火災を併発した場合に

ちょっと怖いかなあ。

京都は、世界有数の観光資源が豊富な地域なので、みんなでこれからの

京都がどうあるべきなのか、（地域住民の方だけではなく）考える時期に

なってきたのかも知れません。

さて、京都と言えば、町家造りのおしゃれなカフェや雑貨屋さんを

よく見かけます。

外観は昔ながらの古い趣のある建物に、リノベーションされておしゃれな

店内だったり、そのまま、古いまま使用されていたり。

その流れが宿にもきていて、町家をリノベーションした宿が増えてきて

いるんだそうです。

ちょっと前の話ですが、フジテレビのとくダネ！という番組で特集していて、

京都の町家宿のことを知ったのですが、その時から比べても、どんどん

増えてる感じしますね。

個人的には、景観がそう変わらずに、宿泊率が上がるのだから、悪くは

ないのかなあ？と思ったりしてます。

お値段もお手頃な宿からちょっとお高い宿まで様々。

そんな中、気になって泊まってみた宿はこちら。

【京都鴨川の宿　たまみ】

京都鴨川のお宿　たまみ

 楽天トラベルの口コミがすこぶる良かったので、非常に興味を持った

のがきっかけです。

立地がとても良かったですね。

特に三十三間堂や清水寺あたりをぶらぶらして、歩きながら八坂神社あたりまで

足を伸ばして散歩しようかな、そんな方にはベストな立地ではないでしょうか？

駅までもまあ近いですし、伊勢丹のデパ地下で様々仕入れて宴会もいいでしょうし。

（伊勢丹に料亭弁当がたくさん並んでます。）

何と言っても、宿からの景色がいい！

川ぞいにあり、ベランダ？テラス？には見事な松の木が！

この木、あると無いとでは雰囲気変わりそうです。

川に鳥たちが飛んできて休んだり、そんなゆっくりした眺めが窓の外に

広がっているのはいいですね。

いろんな良いところは、楽天トラベルの口コミにみなさんが書き込まれて

いるので、それを読んでいただくとして。

良かったのですが、あえて、、あえてもうちょっとこうだったらな、

という点を書かせていただきます。

一戸建ての町家、贅沢に広い、ということで、一人二人ではもったいない

かな？と、少し人数多めで宿泊いたしました。

トイレは二つあったので問題なし。

（これ大事！）

しかし、

お風呂が一つ、

というのが少し使いずらかったかな？

探せば銭湯も、近所にはあるようなんですが。

ホテルなら、少なくとも三人に一つはお風呂がある状態ですよね？

和風旅館なら、大浴場は必ずのようにあったりしますし。

銭湯もいいのですが、近くに

スパやらマッサージやらエステやら何やらの

ちょっとオシャレな大きめのお風呂がある施設、

があるとうれしいな、と思った次第です。

そうしたら、ちょっと人数多めの女子会なんかにも使いやすそう！

 寒い季節だったら、宿の中でみんなで鍋やったりとか。

いやいや、私はカラスの行水よ、と言う方々の集まりなら、

何ら問題なし！

この宿の近所にあったカフェにふらりと入りましたが、鴨川を眺めながら

お茶できて、ランチも美味しかったです。

（なんちゃってお肉のお料理でヘルシーでした。）

そのカフェはこちら。

【Veg Out（ベグ アウト）】

vegout.jp

その他、良さげなカフェがたくさんある立地でした。

また、ちょっとした記念日でもあったので、夕食を頑張って

近くのホテルのレストランに予約。

それは、

【ハイアットリージェンシー京都の日本料理　東山（Touzan)】

ハイアット　リージェンシー　京都

 夕方　６時１５分頃から、レストランのすぐ前で、舞妓さんが舞を

まってくれて、一緒に写真も撮っていただきました。

その後、食事するテーブルにも舞妓さんが回ってきていただいて

お話することもでき、貴重な体験となりました。

何でここのレストランにしたのかと言うと、本格的な料亭よりは

安く抑えられるのでは？と言う思いも少しあったのですが、

結果的には、割とお酒を飲んでしまったのもあり、ちょっぴり

食後の請求に青くなってしまったと言うオチがあります。

ホテルのレストランをあなどるなかれ！

とは言え、記念日に誰かをもてなすとするなら、舞妓さんが

踊ってくれたり、お話してくれたり、テーブルの担当スタッフも

さすがホテル！と言う見事な対応をしていただいたので、

その点は大変感謝です。

お料理うんぬんこだわるのなら京都ならではの格式ある料亭が

数多くひしめきあってるのでしょうが、今回はイベント性を重視

したので、その点は正解でした。

ただ、お値段的に、貧乏性の私は、よほどでなければいかない

レストランかな〜（汗）

ハイアットリージェンシーも宿からは近かったですね。

ほろ酔い気分でホテルから宿へ歩いて帰って、途中コンビニよったり

しても、すぐに到着しました。

みなさんも、京都の町家宿泊体験、試してみてはいかがでしょうか？