伊豆の宿 蓮代寺温泉 清流荘
ちょっと変わり種の宿が好きだったりします。
他にないオモシロポイントがあるような。
例えば、まっとうな正統派和風温泉宿にしてプールがある宿って、
ちょっと珍しいですよね？
私が知らないだけ？
リゾートホテルにプールがあるのは普通ですが。
純和風温泉旅館でプールがある宿って、そんなに数がないのでは？
この宿が、そういう宿です。
【伊豆の宿 蓮台寺温泉 清流荘】
宿泊したのは、だいぶ前のことになるのですが、季節は夏でした。
温泉プールだから一年中利用できます？のようなコメントがホームページに
のってますが、真冬でも？？！
ここは、お問い合わせ事項ですね。
夏のプールは大にぎわいでした。
おそらくオンシーズン料金だったのだと思いますが、部屋のグレードが低め
だったせいか、利用人数のせいか、そこそこ宿として利用できました。
グレードお高めの部屋も複数あるようですね。
全く泳ぐ気が無かった同行者がいたのですが、プールを目の前にして
突然泳ぎたくなったらしく、レンタル水着を借りて泳いでいました。
その人は、かなり久しぶりに泳いだらしく、楽しんでおりました。
なんだろう。この感じ。
全体に昭和レトロなイメージです。
新しく作ったであろう施設も、部分的にはあるのですが、プール自体は
おそらく古いですね。
1979年にアメリカのカーター大統領がサミットで来日した際に、この宿に
来館されたとの記載がホームページにあります。
歴史があるんですね。
確か、この宿、映画で横道世之介っていう高良健吾と吉高由里子が出てる映画の
舞台で出てたような？
吉高由里子がお嬢様の役で、別荘に友達を招待してプールで遊ぶ、みたいな
シーンだったかしら・・・。
プールシーンだけが妙に印象的だったのですが、ここのプールは特徴があるので
すぐにわかった気がします。
プールの底の柄？とかヤシの木みたいな背の高い木がはえてるとことか。
ですが、随分前に見た映画で、記憶が曖昧です。
違ったらごめんなさい。
横道世之助の時代設定も、バブル時代の設定だったと思うので、そういう
ひと昔まえの設定にもなじむようなレトロ感のあるプールとでもいうのでしょうか。
そんな雰囲気です。
なんだか、ほのぼのできました。
ただ、なんだろう。
純和風温泉旅館とプールというミスマッチ感覚、よかったのですが、それ以外が
本当に普通でした。
普通の何が悪いんだ〜！
って怒られちゃいそうですが、本当に普通なんです。
昔ながらの正統派和風温泉旅館。
なんとかリゾート、のような新進気鋭のリゾートを求める人には向かないですね。
そういう人はこういうレトロ旅館には来ないんでしょうけど。
グレードの高い部屋もあるようです。
そういう部屋に泊まったほうが、この旅館の良さはわかるのかも知れません。
この一風変わった宿。どういう使い方があうのかな〜？
久々に会う女友達同士、伊豆に集合してまったり旅館で過ごすってのは
どうでしょう。
ただの温泉だけじゃつまらない。
女同士、温泉でおしゃべりして、プールサイドでおしゃべりして、それで
たまに泳いで。
そして、ご飯を食べて飲んでまたおしゃべりして。
とかね。
または、巨大ホテルは嫌い、和風温泉旅館にしてくれ、っていう祖父と
（意外とこういう人、多いです。）
プールで泳げるようになったくらいの子供を連れたファミリーとか。
プールサイドにある、ガラス張りのリラックスルーム？のような
この場所が心地よかったです。
泳ぎ疲れたら、ちょっとひと息。
和風旅館のプールってことで、ほぼ、イケイケの水着着た人はいませんでした。
ファミリー率高し。
その代わり、中年女性の知人にも着やすいレンタルの水着も揃っていて、
水着選びの相談に親切にのっていただき、ちょっと年齢高め世代に
居心地の良い宿ではないかなあ、と思いました。
行ったのは少し前のことなので、最近はまた宿の感じも変わっているかも
知れません。
楽天トラベル、じゃらん等で最新の口コミをチェックして見てくださいね。
